夕日ヶ浦(浜詰海岸) 光放つ夕景

  

京都府京丹後市網野町の夕日ヶ浦(浜詰海岸)はその名の通り夕陽の名所。
周辺は夕日ヶ浦温泉で、絶景の夕陽を眺めながら楽しめる温泉宿がいくつも並ぶ。丹後なのでもちろん冬はカニが楽しめる。

夏はとっても遠浅で水の美しい海水浴場。木製の散歩道「夕日の路」を歩きながら夕陽を楽しむこともできる。
日本の夕陽百選にも選ばれており、その名に違うことのない夕陽の絶景スポットだ。

どこまでも続くロングビーチ。
シートを敷いて、ゆっくりと冷たい物を飲みながら陽が沈むのを眺める。年に一度はここでそんな過ごし方をしている。

美しき柱状節理・立岩と虹色の波


美しい海の風景が広がる「海の京都」丹後半島。日本三景のひとつ天橋立付近は多くの観光客でにぎわっているが、半島の北端部に位置する京丹後市丹後町まで来ると、あふれかえるような観光客と出会うことはほとんどなく、静かにその自然美を楽しむことができる。
その丹後町あたりは、山陰海岸ジオパークのほぼ東端でもあり、壮大な景観を見せてくれる場所がいくつもある。
そのうちのひとつが立岩。安山岩からなるこの立岩、とても美しい柱状節理で、高さは20メートルにもおよぶ。
風の強い秋の日、波打ち際で砕けた波が虹を生み出しているのもまたとても美しかった。

西国三十三所・圧巻のダルマ風景 勝尾寺

近畿2府4県と岐阜に点在する観音菩薩の霊場で、その数は観音菩薩が衆生を救う時に33の姿に変化することに由来するという西国三十三所。
そんな中のひとつ、大阪府箕面市にある第二十三番札所・勝尾寺(かつおうじ)は勝運の寺として知られ、境内はいたるところにダルマが並ぶ。
お寺のウェブサイトによると、ダルマは願いを叶えてくれるものではなく、決心を近い、自身と向き合うための存在なのだとか。「勝ちダルマ奉納棚」だけではなく、道端にも、屋根にも、川にも、滝にも、鐘にも・・・境内のいたるところがダルマで埋め尽くされ、圧巻のダルマ風景が広がっている。

円を描くあらぎ島の棚田

和歌山県有田郡有田町の清水地区。そこには「あらぎ島(蘭島)」と呼ばれる、とてもめずらしいΩ状に円を描く棚田が広っている。
有田川に囲まれた円形の土地に広がる大小54枚の水田。農林水産省の「棚田百選」に和歌山県からはここが唯一の選出となっている。

映画「おもひでぽろぽろ」のなかに

-都会の人は
 森や林や水の流れなんか見で
 すぐ自然だ自然だって
 ありがたがるでしょう
 でも ま 山奥はともかぐ
 田舎の景色ってやつは
 みんな人間がつくったもんなんですよ

というセリフがあったが、ほんとにここの風景は人の作り出した造形美。

そして、その「あらぎ島」を取り囲むのが有田川(ありだがわ)。ひじょうに美しく透き通り、深いところでは驚くほど濃い碧色を見せてくれる。

美しく透明な海 京丹後間人・城島

京都府最北端のまち、京丹後市丹後町。
山陰海岸ジオパークの東端にもあたるまち。その中の間人(たいざ)には、城島(城嶋)という周囲4キロメートルほどの小島がある(読みは“しろしま”)。その周辺、とても水が透き通り、美しい風景が広がっている。ちなみに間人は、“間人ガニ”で有名なあの間人。

付近、とにかく水が美しいのなんの・・・

城島は、その名の通りかつて城のあった周囲4キロほどの島で、釣りが好きな人にはよく知られている釣りスポット。西岸は、波食台が広がっている。島といっても丹後半島側から目と鼻の先で、短い橋で渡ることができる。クルマでないとなかなかアクセスが難しい場所だが、城島(城嶋)散策に利用できる駐車場もあるのでクルマであればゆっくりとできる。
堤防に座っていつまでも海を眺めていたくなる・・・そんな美しさだ。
  

真冬の春風景 守山に咲く菜の花

完全に春・・・3月下旬くらいの景色かと見紛うこの風景、じつはこれ、真冬の写真。
場所は琵琶湖大橋から少しだけ北へ進み、ピエリ守山を過ぎたあたりにある滋賀県守山市の守山第一なぎさ公園で、咲いているのはカンザキハナナという早咲きの菜の花。毎年だいたい12月下旬や1月から2月の下旬にこんな風景が楽しめる。一面菜の花が咲いているのにじつは冬なので、背景に広がるのは雪山というなんとも見事な景色。
そして、菜の花畑の向こうは琵琶湖というロケーション。
寒い日でもこんな景色が目の前に広がると、なんとなく春が来たような気分になり、心が躍る。

京の夜空に十六夜スーパームーン

2015年、中秋の名月の翌夜はスーパームーンだった。東の方角が見渡せるよう、京都の西の高台から月の出を待った。
京都の月の出は17:57だったけど(国立天文台による)、山の高さを昇る分があるのでスーパームーンが姿を見せ始めたのは18時過ぎ。
十六夜のスーパームーンが京都の夜空を照らした。

彼岸花咲く亀岡の田園

京都府亀岡市の亀岡駅近くから大堰川を渡り、南丹八木方面へと続く府道25号線はとても気持ちのいい田園風景が広がっているが、9月には彼岸花(曼珠沙華)が田園に彩りを添えている。

じっと見ているとアゲハチョウが・・・。
童謡「ちょうちょう」の歌詞のように桜ではないけれど、彼岸花を花から花へ・・・。
アゲハ蝶は赤い色がよく見えるなんて話も聞いたことがある。

彼岸花とアゲハチョウ、実った稲穂に彼岸花、そして秋桜と彼岸花。秋の亀岡は田園風景が美しい。

香住・今子浦の奇岩 かえる島

兵庫県美方郡香美町の、香住海岸を代表する自然景観のひとつ・今子浦(いまごうら)。そこに、もうほんと見たまんまカエルの「かえる島」と呼ばれる奇岩がある。
かつては北前船の寄港地として栄えたことから、北前船で航海に出る男たちが「無事に帰る」ことを祈願したと言われている。今では無事カエル祈願のみならず「何かを変えたい」とか、「なくしたものが手元に返る」といった祈願も行われるようになり、そうした願いを叶えてくれるとか・・・。
山陰海岸ジオパークを構成しているエリアでもあり、千畳敷と呼ばれる岩礁と、驚くほど透明で美しい海も、海の風景が好きな人ならば一見の価値ありだ。