美しき柱状節理・立岩と虹色の波


美しい海の風景が広がる「海の京都」丹後半島。日本三景のひとつ天橋立付近は多くの観光客でにぎわっているが、半島の北端部に位置する京丹後市丹後町まで来ると、あふれかえるような観光客と出会うことはほとんどなく、静かにその自然美を楽しむことができる。
その丹後町あたりは、山陰海岸ジオパークのほぼ東端でもあり、壮大な景観を見せてくれる場所がいくつもある。
そのうちのひとつが立岩。安山岩からなるこの立岩、とても美しい柱状節理で、高さは20メートルにもおよぶ。
風の強い秋の日、波打ち際で砕けた波が虹を生み出しているのもまたとても美しかった。

美しく透明な海 京丹後間人・城島

京都府最北端のまち、京丹後市丹後町。
山陰海岸ジオパークの東端にもあたるまち。その中の間人(たいざ)には、城島(城嶋)という周囲4キロメートルほどの小島がある(読みは“しろしま”)。その周辺、とても水が透き通り、美しい風景が広がっている。ちなみに間人は、“間人ガニ”で有名なあの間人。

付近、とにかく水が美しいのなんの・・・

城島は、その名の通りかつて城のあった周囲4キロほどの島で、釣りが好きな人にはよく知られている釣りスポット。西岸は、波食台が広がっている。島といっても丹後半島側から目と鼻の先で、短い橋で渡ることができる。クルマでないとなかなかアクセスが難しい場所だが、城島(城嶋)散策に利用できる駐車場もあるのでクルマであればゆっくりとできる。
堤防に座っていつまでも海を眺めていたくなる・・・そんな美しさだ。
  

真冬の春風景 守山に咲く菜の花

完全に春・・・3月下旬くらいの景色かと見紛うこの風景、じつはこれ、真冬の写真。
場所は琵琶湖大橋から少しだけ北へ進み、ピエリ守山を過ぎたあたりにある滋賀県守山市の守山第一なぎさ公園で、咲いているのはカンザキハナナという早咲きの菜の花。毎年だいたい12月下旬や1月から2月の下旬にこんな風景が楽しめる。一面菜の花が咲いているのにじつは冬なので、背景に広がるのは雪山というなんとも見事な景色。
そして、菜の花畑の向こうは琵琶湖というロケーション。
寒い日でもこんな景色が目の前に広がると、なんとなく春が来たような気分になり、心が躍る。

青春18きっぷで尾道へ  真夏の尾道散歩編

尾道は、駅を出たらすぐ目の前が海。信号を渡ると向島行の渡船のりばがあり、いきなり旅気分が高まる。真夏の炎天下なのも気にせず、散歩を始める。
坂の町なので、坂をあがるたびに景色が広がってくる。千光寺山周辺は、入り組んで迷路のよう。なんとも不思議な雰囲気のお店がいくつもあり、そんな佇まいとあわさってちょっと異世界気分。
猫の細道で猫の置物に気を取られていたところ、ふくろうがいたのには驚いた。
ゴールはやまねこカフェで「はっさくビア」。
尾道プリンは売り切れてしまっていたので次回のお楽しみ。
18きっぷで京都から片道5時間かつ日帰りのハードな旅。それでも尾道にはゆっくりと4時間ほど滞在できた。

青春18きっぷで尾道へ  和気駅乗換編

お盆真っ只中に18きっぷで旅に出た。出発点は京都、目的地は尾道。
京都から西へ向かうとき、姫路や相生までは問題ない。12両編成の新快速が快調に走ってくれる。問題はそこから。
本数が少なく、編成も短い岡山方面へ向かう列車は、さながらラッシュアワーの御堂筋線。相生から岡山まで約1時間半、身動きもできない大混雑は正直キツイ。
でも、ふと時刻表を見て気づいた。相生から岡山へ向かう列車の30分ほど後ろに、和気(わけ)駅始発の列車がある。しかもその列車、行先は三原だから、尾道まで行くのに岡山駅で乗り換える必要がない。
それで、相生から5駅だけ我慢して満員電車に乗り、和気で降りてみる。
するとそこには、ほとんど誰も乗っていない三原行き。和気からはゆっくりのんびりのローカル旅情を手に入れた。ネットで時刻を調べていたら、こんな非合理的なルートは絶対出てこない。18きっぷ旅にはやはり冊子の時刻表が必要だ。
尾道に着く手前で、車窓からは海が見える。だから、進行方向左側の席を選ぶことは忘れなかった。

雨晴海岸の絶景-義経岩と雪の立山連峰-

開業間もない北陸新幹線に乗って旅に出よう。
そう思い立ち、選んだ目的地は能登半島・雨晴海岸

ずっとずっと、一度訪れたいと思っていた。立山連峰が雪景色の季節に、そして晴れている日に。北陸新幹線の開業が、その念願を叶えるきっかけになった。

義経岩と、海越しに眺める雪の立山連峰。ここは絶景中の絶景。
日本海側のこと、まだまだぐずつく可能性も高い3月の終わりに、奇跡のように、雲一つない青空が迎えてくれた。

サムネイルだと途中から同じような写真ばかり並んでいるように見えるけれど、これは鳥があらわれて、その姿を追ったから。拡大すると写っている。雪の立山連峰を背景に佇む鳥の姿は、とても優雅だ。

そうしているうちに、氷見線をハットリくん列車が走っていった。

香住・今子浦の奇岩 かえる島

兵庫県美方郡香美町の、香住海岸を代表する自然景観のひとつ・今子浦(いまごうら)。そこに、もうほんと見たまんまカエルの「かえる島」と呼ばれる奇岩がある。
かつては北前船の寄港地として栄えたことから、北前船で航海に出る男たちが「無事に帰る」ことを祈願したと言われている。今では無事カエル祈願のみならず「何かを変えたい」とか、「なくしたものが手元に返る」といった祈願も行われるようになり、そうした願いを叶えてくれるとか・・・。
山陰海岸ジオパークを構成しているエリアでもあり、千畳敷と呼ばれる岩礁と、驚くほど透明で美しい海も、海の風景が好きな人ならば一見の価値ありだ。