夏空ひまわり2021

一面の花風景は、色鮮やかで心癒される。
チューリップや秋桜のように色とりどりの花が一面に広がる風景は幻想的な美しさがあるが、一色に染まる花風景からは壮大な広がりを感じる。中でもひとつひとつの花が大きく、太陽に向かって咲くひまわりが一面に広がる花風景は、他の花とは違った力強さがあり圧巻だ。夏好きとしては、夏が来れば必ず一度はその風景を目にしておきたい。そんなわけで、今年は見ごろを迎えた時期に2箇所のひまわり畑を訪れた。
最初の3枚は兵庫県の小野市立ひまわりの丘公園。約80,000平方メートルの広さを誇る多目的公園に38万本のひまわりが咲き誇る。小野市の市花にもなっているだけあり、その花風景はまさに圧巻。美しさに目を奪われ、炎天下の中でも歩き回ってしまうほどの魅力だ。
次の3枚は滋賀県の守山第一なぎさ公園。冬には早咲きの菜の花(カンザキハナナ)が雪の比良山を背景に咲き誇るのでも有名な場所。こちらはやや機を逸していたようだが、それでも太陽に向かって咲く花の姿は力強く美しい。
来年の夏も、きっとまたこの風景を探し求めることだろう。

真冬の春風景 守山に咲く菜の花

完全に春・・・3月下旬くらいの景色かと見紛うこの風景、じつはこれ、真冬の写真。
場所は琵琶湖大橋から少しだけ北へ進み、ピエリ守山を過ぎたあたりにある滋賀県守山市の守山第一なぎさ公園で、咲いているのはカンザキハナナという早咲きの菜の花。毎年だいたい12月下旬や1月から2月の下旬にこんな風景が楽しめる。一面菜の花が咲いているのにじつは冬なので、背景に広がるのは雪山というなんとも見事な景色。
そして、菜の花畑の向こうは琵琶湖というロケーション。
寒い日でもこんな景色が目の前に広がると、なんとなく春が来たような気分になり、心が躍る。