西国三十三所・圧巻のダルマ風景 勝尾寺

近畿2府4県と岐阜に点在する観音菩薩の霊場で、その数は観音菩薩が衆生を救う時に33の姿に変化することに由来するという西国三十三所。
そんな中のひとつ、大阪府箕面市にある第二十三番札所・勝尾寺(かつおうじ)は勝運の寺として知られ、境内はいたるところにダルマが並ぶ。
お寺のウェブサイトによると、ダルマは願いを叶えてくれるものではなく、決心を近い、自身と向き合うための存在なのだとか。「勝ちダルマ奉納棚」だけではなく、道端にも、屋根にも、川にも、滝にも、鐘にも・・・境内のいたるところがダルマで埋め尽くされ、圧巻のダルマ風景が広がっている。

円を描くあらぎ島の棚田

和歌山県有田郡有田町の清水地区。そこには「あらぎ島(蘭島)」と呼ばれる、とてもめずらしいΩ状に円を描く棚田が広っている。
有田川に囲まれた円形の土地に広がる大小54枚の水田。農林水産省の「棚田百選」に和歌山県からはここが唯一の選出となっている。

映画「おもひでぽろぽろ」のなかに

-都会の人は
 森や林や水の流れなんか見で
 すぐ自然だ自然だって
 ありがたがるでしょう
 でも ま 山奥はともかぐ
 田舎の景色ってやつは
 みんな人間がつくったもんなんですよ

というセリフがあったが、ほんとにここの風景は人の作り出した造形美。

そして、その「あらぎ島」を取り囲むのが有田川(ありだがわ)。ひじょうに美しく透き通り、深いところでは驚くほど濃い碧色を見せてくれる。

美しく透明な海 京丹後間人・城島

京都府最北端のまち、京丹後市丹後町。
山陰海岸ジオパークの東端にもあたるまち。その中の間人(たいざ)には、城島(城嶋)という周囲4キロメートルほどの小島がある(読みは“しろしま”)。その周辺、とても水が透き通り、美しい風景が広がっている。ちなみに間人は、“間人ガニ”で有名なあの間人。

付近、とにかく水が美しいのなんの・・・

城島は、その名の通りかつて城のあった周囲4キロほどの島で、釣りが好きな人にはよく知られている釣りスポット。西岸は、波食台が広がっている。島といっても丹後半島側から目と鼻の先で、短い橋で渡ることができる。クルマでないとなかなかアクセスが難しい場所だが、城島(城嶋)散策に利用できる駐車場もあるのでクルマであればゆっくりとできる。
堤防に座っていつまでも海を眺めていたくなる・・・そんな美しさだ。
  

伊勢志摩・千鳥ヶ浜から見る富士山

水平線の向こうにぼんやり浮かぶ山影、じつはこれ、三重県・伊勢志摩から眺めた富士山。

鳥羽市相差(おうさつ)・千鳥ヶ浜から見える富士山、距離にして200km以上・・・。
夏には海水浴客でとてもにぎわう千鳥ヶ浜だけど、冬の空気が澄んだ早朝にはこんな風景に出会えることがある。早朝といっても、冬至が過ぎてすぐくらいの季節なので、そんなに早起きして見たわけでもなく、7時台。水平線から昇っている朝陽まで見られる。
冬にこのあたりを訪れたなら、ほんのちょっとだけ早起きして、水平線のほうを眺めてみることをお勧めしたい。一見の価値ありの風景だ。

京の夜空に十六夜スーパームーン

2015年、中秋の名月の翌夜はスーパームーンだった。東の方角が見渡せるよう、京都の西の高台から月の出を待った。
京都の月の出は17:57だったけど(国立天文台による)、山の高さを昇る分があるのでスーパームーンが姿を見せ始めたのは18時過ぎ。
十六夜のスーパームーンが京都の夜空を照らした。

雨上がりの大山に架かる虹

ほんとは蒜山への旅だった。ところがあいにくの雨・・・。
うらめしく窓の外を眺めながら、宿のパソコンで天気予報を見る。ふと、雨雲レーダーの動きに気づく。県境を超えて鳥取県に入れば雨はやんでいるかも。
蒜山をあきらめ、車を北へと走らせた。
すると、予報の通り雲が切れ、隙間から光が射してくる。そして、大山に架かる大きな虹があらわれた。